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  • 火災警報器の必要性 2014/3/27

    平成16年の消防法改正より、住宅用火災警報器を設置することが義務づけられ、

    既存住宅を含めた全ての住宅への設置義務化が、各市町村の条例に基づき、平成23年6月までに施行されました。

    そこで今月は火災警報器について、ご説明いたします。

     

     消防法で義務づけられている場所は、寝室寝室につながる階段または廊下です。

     市町村の条例によっては台所や居室などの設置も加えて義務付けられている場合があります。

    ★壁に取り付ける場合★ 警報器の中心が天井から15cm~50cm以内に入るように取り付けてください。
    ☆天井に取り付ける場合☆ 警報器の中心が壁や梁から60cm以上離して取り付けてください。
    (熱感知式の場合は40cm以上離して取り付けてください。)

     

      注意!! 下記の場所は誤作動や正常に感知できない原因となります。取り付けないようにしてください。

       ▼エアコンなどの近く▼ 空気の吹き出し口から1.5m以上離して取り付けてください。

       ▼照明器具の近く▼ 照明器具から30cm以上離して取り付けてください。

       ▼ガスレンジの近く▼ 煙感知式を取り付ける場合は、ガスレンジから充分距離を置いて取り付けてください。

         

     

     火災警報器は電池がなくなると作動しなくなります。定期的に点検ボタンを押すなどして確認してください。

     なお、次の場合は必ず点検を行ってください。

      ・ 初めて設置をした時           ・ 汚れなどを掃除した時          ・ 設置場所を変更した時

      ・ 故障や電池切れが疑われる時     ・ 長期留守にした時             ・ 電池の交換をした時

     

     ※点検をしたのに警報が鳴らない時は…?

       ①電池の寿命または電池ホルダ部のサビなどが考えられます。

        電池を新しいものに交換するまたは電池接続部分の確認をしてください。

       ②電池を新しいものに交換しても作動しない場合は住宅用火災警報器の故障も考えられます。

        お近くの販売店までご相談ください。

     

     タバコの煙や調理時の湯気や煙、ほこりなどが原因で鳴ってしまう場合は数分間で警報は停止しますが、

     この現象が頻繁に起こる時は取付位置を変更してみてください。

     

     燻煙式の殺虫剤を使用される時は、火災警報器の電源を切り、火災警報器をビニール袋などに入れてからご使用ください。

     ご使用後は、速やかに元に戻してください。

     

     ①NSマーク

      日本では、日本消防検定協会が消防用機械器具の構造、材質、性質等を試験し、技術上の基準に適合した製品に、

      NSマークの添付を認めています。住宅用火災警報器の基準は消防庁の省令できちんと定められ、日本の住環境に適合しています。

     

     ②ULマーク

      ULはアメリカに本拠地を置く製品安全の試験・認証機関で、「公共安全」を目的としたアメリカの非営利機関です。

      ここで合格した製品にULマークが添付されています。

      住宅用火災警報器にもUL規格はありますが、日本の規格と大分異なります。煙を感知する感度が日本の3~4倍程鋭敏になっています。

      日本人の家庭生活を考えると、調理などによる煙にも反応しやすくなっています。

    NSマーク ULマーク