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  • ガスVS電気 どっちが良いの? 2013/6/1

    Q:ガスコンロとIHクッキングヒーターの汚れ方の違いは?
     
    A:
     
    ガスコンロ 上昇気流が起こるため換気扇が汚れます。
    IHクッキングヒーター 上昇気流が弱いため換気扇が汚れません。
     
    換気扇が汚れないIHクッキングヒーターの方が良いように思えますが、換気扇で吸い込まないということは、周囲に拡散してしまうということになり、お手入れの手間が一層増えるということにつながります。IHクッキングヒーターをご使用の場合はIH専用の換気扇を使用することをお勧めします。
    Q:ガスコンロとIHクッキングヒーター、調理器具、調理方法の違いは?
     
    A:ガスコンロは基本的にどんなお鍋でも使用できます。調理方法も、鍋を振ったり、焙ったり、料理の幅は様々です。
    それに対してIHクッキングヒーターは使用できるお鍋に制限があります。焙ったり、鍋を振ったりすることも基本的にはできません。
    現在は鍋を振ることができるIHクッキングヒーターなどもありますが、直接炎を鍋に当てるわけではありませんので、チャーハンなどを作った時はチャーハンのパラパラ感を出すことが難しいといわれています。
    IHクッキングヒーターで使用できるお鍋の一覧
    使用できる 使用できない
    材質 鉄・ホーロー(耐熱用)
    ステンレス
    アルミ・銅・土鍋
    陶磁器・ガラス
    厚底2mm以上の厚手の鍋
    鍋中央の凹みが1mm以下
    鍋の直径が12mm以下
    底が丸いもの
     
    またIH専用鍋を使わずとも、底が平らであれば鍋を使用することができるオールメタル使用のIHクッキングヒーターもあります。ですが、専用鍋から比べると熱効率が悪く、また鍋底の厚みが少ないとカタカタと鍋が揺れたりすることがあります。
    鍋振り、オールメタルなどの機能を追加すれば、IHクッキングヒーターの本体価格も上がります。
    Q:IHクッキングヒーターは火が出ないから安全か?
     
    A:火がないということで、IHクッキングヒーターが安全と思われがちですが、逆に火が見えないということが油断につながります。
    ガスコンロは火が見えるので扱いに注意して普通は使われると思います。それに対して、IHクッキングヒーターは火が出ません。一見、安全そうに思われますが、調理をしたあとのIHクッキングヒーターは、鍋からの熱が伝わり、IHの天板はかなりの熱さとなっています。高温表示ランプの点灯により、危険を知らせ事故の防止をしていますが、天板の上は平らで何もなく、思わず手を置いてしまい、やけどをしてしまうということがあると聞きます。
     
     
    また、ガス、IHを問わず、コンロからの火災の原因は消し忘れが一番多いです。
    天ぷら油の温度はガス、IHのコンロに関係なく、370℃で自然発火します。ガス、IH問わず、安全機能を備えていますので、火災が起こる前に未然に防ぐことはできると思いますが、万が一のことはあります。IHクッキングヒーターは火が出ないから安心と思わず、ガス同様慎重にお使い下さい。
     
    Q:ガスコンロとIHクッキングヒーター、電磁波の発生、影響は?
     
    A:ガスコンロは電磁波の発生はありません。
    IHクッキングヒーターはペースメーカーに影響を与えたり、クレジットカードが破損する恐れがあります。
    Q:ガス給湯器、電気温水器、衛生面は大丈夫か?飲んでも大丈夫か?
     
    A:ガス給湯器は瞬間湯沸かし式で常に新しい水を供給しますので、衛生面にも問題なく、安心して飲むこともできます。
    電気温水器の場合、貯湯式で、タンク内にお湯を貯めておく影響で、タンク内にサビや水アカが発生しやすく、飲むことはできません。(電気温水器メーカーも飲料は不可としています)
     
    Q:設置スペースに制限はあるか?
     
    A:ガス給湯器は壁掛けタイプ、据え置きタイプなどがあり、特に設置場所に制限はありません。
    電気温水器はお湯を貯めておく用の大きなタンクがあるため、1平方メートル程の設置面積と、タンクの質量を支えるためのコンクリート基礎が必要となります。
     
    Q:湯切れの心配はあるか?
     
    A:ガス給湯器の場合、水道直結なので、湯切れの心配はありません。
    電気温水器はお湯を貯めて使用しますので、湯量に限界があります。
    家族構成が変わったり、湯量の増減があった時などはお湯が余ったり、無くなったりする恐れがあります。
    ガス給湯器、電気温水器の比較表
    ガス給湯器 電気温水器
    衛生面 清潔、飲用可。 水アカ、サビの影響により飲用不可。
    設置スペース 特別な制限はなし。 1平方メートル程のコンクリート基礎が必要。
    湯切れ 湯切れなし。 湯切れの可能性はあり。
    Q:オール電化住宅は本当にガス・電気併用住宅より地球に優しいのか?
     
    A:オール電化住宅の場合、電気消費場所でのCO2発生はありませんが、電気を作っている発電所でのCO2の発生があります。
     
     
    給湯、冷暖房、厨房、照明他などにより発生するトータルのCO2をオール電化住宅とガス・電気併用住宅で比較すると、オール電化住宅の方がCO2を多く発生しており、ガスを使用した方が地球環境に優しいということができます。
    Q:ガスコンロとIHクッキングヒーター、調理器具、調理方法の違いは?
     
    A:オール電化住宅での電気料金は、夜間は確かに安いですが、日中が夜間と比べ、10円~20円以上割高となっています。
    特に暖房料金が割高になりがちで、普段昼間に自宅におられる人がいるご家庭や、夏休み、お子様が日中家にいるご家庭等は、電気料金の割安感をあまり実感できないご家庭が多いと聞きます。
    また、昼食、夕食の準備の時間帯も割高料金の時間内に当てはまります。
     
    上の表を見て分かるように、ガスと電気での初期投資費用の金額を見てもかなりの差があることが分かります。良く、オール電化にするとイニシャルコストは高いが、ランニングコストが安いからすぐに元を取れてしまうという話しを聞きます。実際にそうなるご家庭もあるとは聞きますが、そうはならないというご家庭もあるようです。機器類もいずれは壊れます。買い換える際は、そういうこともすべてふまえたうえで、ガスにするか、電化にするかをご検討することをお勧めします。